【娘に勧めたい職業】求めるものは安泰?福利厚生?人間関係?仕事内容?

娘に勧めたい職業って何?

子供には幸せな人生を送ってほしいと思うのは親の切実な願いです。
人生の大半の時間を費やすであろう仕事選びは人生においてとても重要です。
しかし、ではどのような職業を勧めるか、と聞かれると具体的な職業が出てこないのが現実です。

公務員、医師、薬剤師、看護師、介護士、美容師、保育士、事務…
様々な職業がありますが、どの職業を選べば幸せか、という答えはありません。
私自身も何を勧めた方が良いのかいつも疑問に思い、今も答えが見つかっていません。

娘に「看護師」は勧めない

私は看護師、助産師ですが、私は我が子に看護師、助産師になることは勧めません。

とても素敵な職業だと思いますが、物価高の今も医療職の給料は20年前と何も変わっていません。
4年間一生懸命に勉強し実習に行き取った資格ですが、仕事内容に対しての対価が低く、ストレスが大きすぎる職業であると感じます。

また、夜勤あってのお給料であることが多く、身体への負担も大きく、特に結婚・出産する女性には家庭との両立が難しくなる仕事だと思います。

やりがいはとてもありますが、家庭を持つとやりがいだけではできないのが仕事です。
今の時代の医療職は「やりがい搾取」と言われるほどになりました。
物価高で最低賃金が上昇している中、給料は上がらず、それでも仕事を続けることは「やりがい」だけに他ならないためです。
総合的に判断して、看護師や助産師になることを積極的に勧めたいとは思いません。

土日勤務のない、夜勤のない仕事で継続して続けられる仕事で正社員のまま働くことが一番昇給も見込め、キャリアアップもできメリットがあると感じるためです。

「好きなこと」を仕事にすることも難しい

何に重きを置くか…
給与、福利厚生、職場環境、人間関係、仕事内容…天秤にかけるものは人それぞれです。

私の弟は車が好きで整備士の資格を取り就職しましたが、ノルマや上司のパワハラにより3年程で退職しました。
車は好きだけど、好きなことを仕事にすると理想とは違ったそうです。
好きな車が嫌いになりそうだったと話していました。

私も赤ちゃんが好きで助産師となり就職しましたが、理想と現実は違いました
現場で働いていると赤ちゃんが産まれてくるという喜びや神秘的なことに感動する暇はありません。
お母さんと赤ちゃん2つの命、家族の想いを背負っているという重圧を感じながら、責任を持って仕事し、無事に出産されたときには喜び以上に大きな安堵を感じていました。

女性はより大変な仕事選び

女性は妊娠、出産により夜勤のある仕事を継続することはとても難しいと感じます。
「育児」と「仕事」という大切な二つの仕事を完璧にこなしたいと思っても、子供の体調不良時に休みを頂いたり、家庭と両立しやすい職業選びが大事になります。

「娘に勧めたい職業」の答えは?

結局、子供に勧めたい職業の答えはないのだと思います。

職場環境や人間関係は働いてみなければわかりません。
また、福利厚生や残業時間、休日日数などは働いてみると入職前に記していたものとは違うことは多々あります。
好きなことを仕事にしたいと思っても、私や私の弟のように理想と現実は違うこともあります。

仕事は「人生のひまつぶし」

そうなると、仕事は人生のひまつぶしと言われていることを念頭に、よりストレスなく淡々とこなすことができ、続けられそうだと感じられることが一番なのかもしれません。

「今の仕事に対して不満は一つもない」という人はとても珍しいと思います。
ただ、決定的な離職の原因がなければ、続けてみるということが一番であるように思います。

進学せずに働く道

私は4年間勉強し、実習にも通い、一生懸命助産師になるために頑張ったつもりなのですが、結局家庭を持つと働き方を変えることが必然でした。
子供ができても正社員で働ける、しっかりボーナスもあり、働く喜びもある人が羨ましく思うこともあります。

もちろんなりたいものがあり、資格を取ることは良いことです。
しかし、特に目的がない、なりたいものも明確にない場合は進学せずに土日休みで暦通りの出勤である仕事に就職し、長く働く方が大きなメリットがあるのではないかと思います。

20年前は大学には行くべき、資格は持つべきという風潮でしたが今は違うように思います。
高校卒業から自分で稼いだお金で人生を楽しむ…
長く働き、少しずつでも昇給していき、結婚、出産しても正社員で働ける職業は魅力的だと思います。

子供の職業に正解はありませんが、親としては、子供により合った職業で人生を楽しんでほしいと思う気持ちに変わりありません。

自分の仕事への誇り

私は娘に看護師・助産師は勧めませんが、助産師であることには誇りを持って仕事しています。
可愛い赤ちゃん、頑張るお母さんを支え続け、70歳など仕事ができるまでずっと働き続けたいと思っています。

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