【30代の帯状疱疹】片耳の閉塞感で始まった帯状疱疹|早めの受診が大事!

「片耳の症状」から始まった帯状疱疹

最初に1週間ほど右耳の閉塞感(聞こえが悪く感じる症状)がありました。

その後、おでこ右側に違和感があり、鏡で見ても何もないにも関わらず、触ると少しピリピリする痛みが3日ほどありました。
何もできる気配がないため、気のせいかな…と様子を見ました。

その1~2週間後に皮膚表面に症状が出始めました。

30代で罹った 帯状疱疹の症状

皮膚表面に症状が出てからの経過を以下に綴っています。

30代で顔に帯状疱疹が出たブログなど画像がなく、今後どのような経過をたどるのか不安でした。
そのため、症状もわかりやすいように画像を載せています。
誰かのお役に立てれば、と思い載せています。
しみ、そばかす、毛穴まで写っている写真もありますがご了承下さい。

画像が反転しているものもありますが、症状は全て右側です。

1日目

夜、突然おでこ2箇所、耳の後ろ、耳の下、まぶたが腫れました。
全て右側だけです。
特に右耳の奥の痛みがひどいです。
副鼻腔炎?おでこは蜂に刺された初期のような腫れ方をしていました。
この日から夜中に数回痛みで目が覚めるようになりました。

2日目

パッと見て、目の左右差があることがわかるようになりました。

この日から痛み止めを飲まないと日常生活に支障が出るようになります。
耳の痛みがひどく、頭痛があり、熱はないのですが身体が熱く、灼熱感を感じます。
下を向くと、頭・目・耳のすべてがキーンと痛くなり、めまいがするため座り込むほどの症状の強さです。

休日ですが開いている耳鼻科を受診。食物アレルギーを疑われました。
たくさんの薬をもらい、4日間飲んでみるよう指示が出ました。

3日目

おでこの腫れている部分が3、4箇所に増えました。
「蜂に刺されたような腫れ」から「火傷のようなじゅくじゅくした状態」になりました。
その火傷のような部分に髪の毛1本が当たるだけで強い痛みを感じます。
洗顔も痛いため、ソフトにしか顔を洗えません。

頭は、生け花の剣山で刺されているかのように右側の頭皮だけに強い痛みが出始めました。
くしで髪をとくことすら痛みを感じます。

この日から痛み止めを飲んでいるにも関わらず、夜中に痛みで目が覚めるようになりました。

4日目

痛みが軽減することはありません。
腫れている部分が一部、水ぶくれのようになってきました。

症状が出た1日目とは違う耳鼻科を受診しました。
帯状疱疹を疑われました。
すぐに皮膚科を受診するように言っていただき、その足で皮膚科を受診。
帯状疱疹検査キットで陽性がでました。
4日分の薬を処方してもらいました。

まぶたの腫れが悪化し、目は半分しか開かなくなりました。

5日目

目が3分の1しか開かなくなりました。
目の奥の痛みが強く、10分も目を開けられません。
耳の奥の痛みも強いです。

頭のてっぺんを鈍器で突かれたような深く響く痛みが出始めました。

腫れている部分に強い痒みが出始めました。

右側の頭皮も腫れ、シャンプーをすることにも痛みを感じます。
髪をピンで止めることも痛みがあるためできません。

6日目

夜中、痛みで目が覚めると目の腫れが進行していました。

朝、起きると目がほとんど開かない状態になっていました。

頭のてっぺんを鈍器で突かれたような深く響く痛み、目や鼻の奥の痛みは今日もあります。

検索すると失明することもあると知り、心配で眼科を受診しました。
視力低下なく、網膜炎なども起こしておらず、安心しました…。

夕方になって目の下側も腫れ始める

夕方になって水ぶくれになっていた部分が一部、痂疲化しました(かさぶたのようになる)。

7日目

目で見てわかる症状が出て1週間が経過しました。
鼻の付け根が時々痛みます。
発疹部の強い痒みはまだあります。
昨日は目の下も腫れ始めたのが、今日から顔4分の1の面積(右上)が全て腫れあがりました。(赤い部分)

目は昨日より開くようになりました。

夜になると腫れが引いていました。
痛みや痒みは変わらずあります。
目の奥がズーンと痛くなり、頭痛もあるため、30分に1回は目を閉じて休まなければ日常生活が送れません。

8日目

昨日の朝と同じ程度の腫れに戻っています。

水ぶくれ部分の痂疲化(かさぶたのようになる)は進んできています。

 

皮膚科を受診し、追加で3日分の薬を処方してもらいました。

紫外線をできる限り浴びないことが傷跡を残さないためにも、身体を疲れさせないためにも大切とのお話でした。
傷のある部分はガーゼ保護し、できる限り家で安静に、との指示でした。

痛みはまだあり、痛み止め内服継続です。
頭皮の痛みは少し和らぎ、しっかり頭皮が洗えるようになりました。

9日目

大きな目の左右差はなくなってきました。
まだ、まぶたははれぼったく重いです。
目の下の腫れも少しありますが、見た目ではわからない程度になってきています。
痛みは軽減したものの、眼精疲労のような目の疲れを感じます。

10日目

 

痛み止めの内服なく過ごせるようになりました。
眼精疲労のような症状はまだあります。

夜になって痂疲化した部分のかさぶたが取れてきました。

11日目

 

かさぶたが取れた後も、やけど跡のように光沢を持って跡は残っています。

眼精疲労の様な症状はまだ継続中です。

12日目

 

眼精疲労のような症状も和らいできました。

傷跡は残っています。

※傷跡は4ヶ月かけて改善しました。

片側だけに症状がでるときは「帯状疱疹」を疑って

近年は20、30代の帯状疱疹に罹る人が増えているようです。
帯状疱疹を軽症で済ませるためには、早めの内服治療が大切です。
複数の症状がある場合も、片側だけに症状が起こっている場合は帯状疱疹を疑い、必ず皮膚科を受診するようにして下さい。

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