子どものゲーム問題|ゲーム依存|攻撃|破壊|暴力|暴言|時間制限|課金

5歳の息子がゲームを始めました

5歳の息子、姉のスイッチを借りてゲームを始めました。
さすが男の子!何も教えていないのに、姉とゲームをするたびにゲームの仕方を学び、
姉よりも上達しました!
そこまでは良かったのですが、”ゲーム” の面白さをわかり始めてしまうと勝ちにこだわるようになりました。
勝ちにこだわることは悪いことではないのですが、勝ったときは大喜びでゲームを終了できて良いのですが、問題は負けたときなのです。

負けると感情を抑えきれない

負けると悔しいという感情が自分の中でコントロールできず、ゲームを投げたり壁に打ちつけたり、物に八つ当たりするようになりました。

「落ち着きなさい、ゲームでしょう?」
そう言っても30分くらい泣き叫んでいる。
制止しようとしても無理

「そんなことならもうゲームするのやめなさい」
と言った私に怒りの矛先が向き、
「この~!!」「くそ~!!」「何でゲームしたらいかんのぞー!」
と、私を蹴ったり、殴りかかってくる。

負けた悔しさはゲームをし続け勝つことでしか拭えないのか、
息子の行動はずっと攻撃的で暴力的になってしまいます。

YouTubeでゲーム実況の動画を見るようになりました。
中には暴言を吐く実況者もいます。
同じく真似をして「くそ、お前、死ね」とゲーム中に暴言を吐くようになりました。
そのため、私が不快に思う暴言を吐くゲーム実況のYouTubeを見ることを禁止しました。
このようなことはしたくないのですが、確実に悪い影響があると感じたからです。
ただでさえ、負けてイライラしている状態です。
毎日毎日YouTubeで暴言を聞くと、洗脳のように自分も言って良いんだと勘違いしてはいけません。

ゲームには勝ち負けが付きものです。
悔しい、悲しいといった感情を自分の中でコントロールしていく必要があります。

負けて大暴れする息子への対処法

私の経験上、どれだけ息子を慰めても、次は勝てると励ましても効き目ゼロです。
息子はずっと負けた悔しさを引きずっているのです。

対処法はゲームの話をやめて、他のことに没頭させる、集中させることです。

・ゲーム以外のもので遊ぶ時間を作る
・食事をする

違う遊びをしたり、食事することで、新たなことに没頭・集中できる時間ができ、負けた悔しい気持ちを忘れることができます。

また、これらの遊びや食事に誘うときの声掛けも気を付けるポイントがあります。
「ずっとゲームしているから休もう」「違うことして悔しい気持ちを忘れなさい」
と言ってしまうと、また子どもの心の火に油を注いでしまいます。
そのため
「目を休ませるために休憩しよう」「身体動かして遊ぼうよ」「○○食べようよ」
と、ゲームとは関係のない言葉で誘うことが大切です。

子どもは食べていると食べることに集中することが多いです。
ごはんでもお菓子でも良いので食事休憩を入れると気分が落ち着くと思います。

また、ゲーム以外の遊びに関してはトランプでもお絵描きでもなんでも良いのですが
1番のおすすめは外で遊ぶことです。
子どもは身体を動かすことでストレス発散できます。
外で身体を動かして遊ぶことが子どもにとって1番良い心と身体の気分転換の方法です。

ゲームを楽しめる大人になるための習慣づくり

我が家では、あえて時間制限は設けていません。
だからといって、ずっとゲームをして良いというルールにしているわけではなく、
「ずっとゲームをする=悪いこと」なのではなく、
食事すること、目を休ませること、学校に行くこと、宿題すること、寝ることなど
大事なことがたくさんあるので、その大事なこととのバランスをとりながらゲームはしてね、
と伝えています。

時間制限を設けない理由は、大人になれば好きなだけゲームすると思うためです。
うるさい親がいなければ、大人になったらずっとゲームなど好きなことをしているかもしれません。
大人になれば親の監視下にないため、好きなことを好きなときに好きなだけできるようになります。大人になればするであろうことを、子どもの今だけ親の力でやめさせるのも意味がないのかもしれない…と思いました。

課金はお年玉を使っています。子どもたちと話し合い、1つだけ課金しました。
しっかり話し合って決めた課金なので、子どもたちも納得してその1つ課金したゲームで楽しんでいます。
5歳の息子は「あれも課金したい」と言いますが、「また来年ね」と話し、それ以上の課金は行わないという姿勢を崩さないようにしています。

しなければならないことと趣味をバランスよくできる大人に

大人になったとき自分で生活していく上で、好きなことだけしていても生活できない、生きていけないことがほとんどだと思います。
大人になったらできることを今の子どものうちだけ制限する教育ではなく、
大人になっても、仕事や食事、休息など大事なこととのバランスをとりながら好きなことを楽しむことができるような生活習慣を今から身に付けておくことの方が大切だと思います。

何事もだらだら…ではなく、メリハリを付けて楽しむことができるように、
そしてしなければならないことと好きなこと(趣味)のバランスが上手な大人になってほしいと思いながら、息子とのゲーム問題にこれからも向き合っていきたいと思います。

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