【桜空の死から1年】前を向ける日は来るの?|気持ちを紛らわせるための仕事復帰

投稿した日は桜空が亡くなって3年経っていますが、
この記事は2023年5月、桜空が亡くなって1年の頃に残したものです。

育休・産休を取っていないけれど 産後11ヶ月で仕事復帰

産休・育休を取っていたわけではないため、復帰しなければいけないわけではありませんでした。
しかし、ずっと家にいても気持ちが滅入ります。
家計的にも自分が仕事復帰した方が良いですし、
桜空が亡くなって1年の頃に復帰することにしました。

家にいると、やはり桜空のことばかり考え涙が出て、
「なぜ死んだのか」「なぜ元気に産むことができなかったのか」と
考えても答えのないことを永遠に考えてしまい、負のループに陥ってしまうため
忙しさで悲しい感情を紛らわすことにしました。

毎日涙、私って異常?

ふと桜空を想えば涙が出てきて、私はこんな状態で生きていけるのか…
私の今の状況は異常なのか…
客観的に見ると精神的におかしいのだろうか…
いつか泣かなくなる日が来るのだろうか…

桜空が亡くなって1年経った今も精神的に不安定である自分に不安になりました。

前を向ける日はいつ?

子供の死を経験した方のブログや本を読んだりしていました。
なんとか精神を安定させたい、という気持ちでした。
同じ経験をした方がどのような心理状態で、どのように前を向けるようになるのか
泣かずに過ごせるようになるのか知りたいと思いました。
しかし、答えは見つかりませんでした。

桜空の話ができることは ‟私の幸せ”

3人目の桜空は亡くなったということを話すと
「ごめんね、思い出させて…」と言われることが多いのですが
私にとって桜空の話ができることは嬉しいことであり、幸せなことです。

死んでしまったため桜空の話をする機会は滅多にありません。
「桜空」といえること「桜空くんのお母さん」と呼ばれること
それは私にとって大きな幸せです。
あの子は生きていた。一生懸命生きていました。

死んでしまい、いなくなってしまい、住民票からも消された桜空の名前。
‟無かったこと” にされているようで寂しい気持ちになるのです。

桜空の話ができることは母として「桜空が生きた証を話している感覚」です。

とても可愛かった、よく笑う笑顔の素敵な子、一生懸命生きてくれた子、桜空。
あなたは生きていたよね、この世界で。一生懸命に戦っていた。
ありがとう、桜空。
ママは桜空の母になれて幸せだよ。

【桜空の死から1年半】子供への愛と感謝|自慢の次男坊
桜空がいなくなってしまい1年半が経ちました。少しずつ「受け入れる」という作業を自身の心と身体がしているように感じます。今の気持ちを綴っています。
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