不思議な体験
スピリチュアルな話になりますが、私は「自分が死んだ夢」を見たことがあります。
中学生の時に見た夢
私は中学2年生の時、夢で「自分が死んだ体験」をしました。
私は霊感などは全くありません。
しかし、夢で見た光景などはとても鮮明に覚えており、
死んだ後の世界は夢と同じなのではないかとずっと思い続けています。
夢で経験した 「死後の世界」
私は何が原因であったかはわからないのですが、夢の中で死んでしまいました。
私は雲の上にいました。
雲から下を見ると、死んだ私を家族が囲んで泣いているのです。
「私…死んだの?!…うそでしょ?」
下の世界と雲の上の世界は5mほどの距離でした。
本来、雲のある距離よりも死んだ私がいた雲の上は地上からとても近い距離にありました。
私は「死にたくない!」そう思って、死んだ私の場所に近づこうとしました。
しかし、近づこうとしても近づけず、死んだ私の元に行くことができません。
すると、知らないおじさんがやってきて
「そっちの世界にはもう戻れないよ」と言うのです。
「そんな…。これから一生懸命勉強して助産師になりたいと思っていたのに…。勉強したかった。家族みんな悲しんでいる。もっとあの世界で生きたかった。」
唖然としながら、周りを見渡しました。
赤ちゃんから高齢の方まで、幅広い年齢層の人たちが笑顔で暮らしていました。
お話している人、遊んでいる子供…本当に普通の日常を皆が過ごしていました。
赤ちゃんや子供はみんなに育てられていました。
限定した誰かが育てているのではなく、みんなが抱っこしたり、笑顔で遊んだりあやしていて、
赤ちゃんも子供も笑顔でした。
ほわほわとした世界で、暖かくて優しい、光が差し込んだ明るい世界でした。
その空間で、皆が普通に生活していました。
「ここが死んだ後の世界なんだ…」
そう思った瞬間、目が覚めたのです。
桜空もきっと近くにいる
きっと桜空は近くにいます。
死んだら肉体は焼かれますし、「無」になる、とも思っているのですが、
この夢を思い出すと、死後の世界はあるのかもしれないと思えてきます。
桜空はきっとお友達や大人の方と遊んでもらっては、
こちらを気にかけて雲の上から見てくれているのだろうと信じます。
きっと、桜空は幸せに過ごしてくれている、
あの夢で見た赤ちゃんや子供のように笑顔でいてくれていると信じたいです。
こちらの世界で、桜空はたくさん頑張りました。
嬉しいこと、楽しいことだけでなく、
元気で産まれた子よりも悲しみや苦しみは多かったと思います。
しかし、こちらの世界で頑張った人たちは全ての苦しみから解放され、
みんな夢で見た世界で幸せそうに暮らし、常に笑顔でした。
人生は一度きり
私は今38歳です。
「まだ人生の分岐点にも来ていないね」
「まだまだこれから!」
そう思う人がほとんどだと思います。
しかし、私はそうは思わないのです。
「人生は何があるかわからない」
我が子の死から、そう考えるようになりました。
いつ交通事故にあって死ぬかわからない、いつ余命宣告をされるかわからない。
数時間後のことでさえ、私たちはわからずに生きているのです。
「後悔しない」
これだけは、大切な我が子桜空のためにも守り、「今」を大切に、
今この瞬間を笑顔で生きていきたいと思っています。