卵円孔とは
赤ちゃんは出生前の胎児期に心房中隔に大きな孔があります。
その孔を卵円孔といいます。
胎児期に開いている卵円孔は通常、出生後(生後3ヶ月頃まで)に
自然に閉鎖することがほとんどです。
指摘された 「卵円孔の逆流」
我が子は妊娠30週の複数の小児科医による胎児エコー精査にて
「卵円孔の逆流」があることを指摘されました。
出生まで経過観察
県立中央病院から新生児の心臓手術が可能な大学病院に転院し、
妊娠33週2日のときに大学病院の小児科医による胎児エコー精査では
「卵円孔の逆流が少しある」と指摘されました。
赤ちゃんの循環は、お母さんのお腹にいる胎児期と出生後では違います。
出生後は卵円孔が閉鎖することで卵円孔の逆流は問題なくなることが多いです。
定期的に精査することで経過を診ていくことになりました。
出生後の早期治療に繋がるよう、専門医によるフォローアップがあることはとても心強かったです。
出生後の経過
妊娠30週のときに我が子に卵円孔の逆流があると指摘されましたが、
出生後の心エコー検査で極わずかで問題ないと言われました。
そして、出生後に我が子の心臓の異常として指摘された病名は
動脈管開存症(PDA)と大動脈二尖弁でした。

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