【親の人間関係=子供のお手本】無理しない人間関係|他人との距離感

人間関係は難しい

人間関係は難しいものです。
しかし、距離感を大事にできると、より楽な人間関係を築けると思っています。

大切なのは 「人との距離」

夫も子供も、親も友人も…
どんなに親しい人であっても程よい距離感は大切です。

距離感を間違うと、求めすぎてしまったり、
当たり前のように甘えてしまったり、わがままになってしまったりします。

子供は「親の生き方」を見ている

子供は親をしっかり見ています。
親が「こうなりなさい」と言うよりも、
親自身がそれになり、示すことが一番良いのだと思います。

言葉で説明するより、「親である自分が見本となり導く」ことが一番です。

自分と合う人間ばかりではない

人間はみな違う人格を持った生き物です。
自分と合わない人がいた場合、その人に対してどのような関わり方をしているか、
その親関わりも子供は間近で見ています。

「親の人間関係」が「子供の人間関係」に強く影響している

関わり方に正解はないと思います。
しかし、他人を否定したり、無視する態度は相手にしない方が良いと思うのです。
それは自分がされるとつらいと感じることだからです。

「ちょっと合わないな…」

自分がそう思っていることを否定する必要はありません。
ただ、聞かれない限り、相手を否定するマイナスな言葉を伝えることはせず、
上手にかわし、距離を保つ、これで良いのだと私は子供に伝えたいです。

気をつけるべき 「距離」の取り方

一番してはいけないことは、「無視」をして突然付き合いをやめることです。

それはとても失礼で残酷な態度だからです。
「無視」ではなく、かわすことが大切です。
「あ、この後用事があるので…」など上手にかわすことで、
「あ、あまり親しくしない方が良いんだろうな」と、相手が感づくはずです。
いきなり断つことは、よっぽどでない限りしない方が自分の身のためだと思います。

そのような行動は、必ず自分や自分の子供に返ってきます。
無視をする親の子供は、無視をします。
そのような人間関係しか築けない親を見ている子供は、
同じような人間関係しか築けないからです。

相手が自分だったら、どういう風に対応するとそっと距離をとってくれるだろうか、
気付いてくれるだろうか、と考え
自分さえ良ければいい行動をとるのではなく、俯瞰の目で見て行動することが大切です。

相手に理由を聞くべきでもない

逆に、相手にかわれているな…、距離を取られているな…
そう感じたときは相手に「なんでなの?」と聞くべきではないと私は思っています。

なぜ?と聞かれても、答えは一つ。
「合わないから」なのだと思うのです。
聞いて怒ったり、悲しくなるくらいなら聞かない方が平和です。

「人間みな仲良く」は無理なこと

空気を読んで、察しましょう。
そして、「仕方ない」と決め、「ショックは受けることではない」と子供に伝えたいです。

なぜなら、「人間みな仲良く」は絶対に難しいと思うからです。
人間が感情を持った生き物である限り、
「なんだか合わないな」という感覚はあって当然だからです。

「事の捉え方」を子供に伝える

しかし、「合わない」という感情を否定的に捉えることも必要ないと思います。

「その感情があって当然であること」
「素直な感情である」
このように理解すべきだと思います。

私は相手に歩みよったり、話したりするタイプですが、
それでも無視をされたり、拒絶される場合は「残念だけれど、仕方のないこと…」
こう自分に言い聞かせ、納得するようにしています。

「自分」を「自分の人生」を大切に

「仕方のないこと」と受け入れ納得すること
それは「自分の人生」も「他人の人生」も大切にしていることに繋がっていると思うのです。

相手に合わせて好かれようとするのではなく、
大きく間違っていない場合、自分や自分の考えは大事にすべきです。
しかし、そこで自分の考えを理解してほしいと相手に求めることも、
同じく間違っているということです。

俯瞰の目で見て 軌道修正

子供に恥じない人間関係が築ける大人になるためにも、
常に自分を俯瞰の目で見て、「違う」と思ったときには
意地を張らずに、素直に軌道修正できるお手本となる大人でいたいと思います。

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良い人間関係はメンタルが安定していることが大切だと思います。子供の頃からメンタルを鍛えることはとても重要です。メンヘラな息子の成長と、親の役割を綴っています。
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