「一人っ子」最強説|子供4人産んで思う「一人っ子」か「子供2人」は最強

子供4人産んで思うこと

「子供は何人が良いのか」
この問いに明確な答えはなく、それぞれの人生で決められるものです。

しかし、私自身、子供4人出産し、子育て歴11年の今思うことは
「一人っ子」か「子供2人」が最強だと言うことです!

「子供に老後を看てほしい」の論点は除外

「一人っ子」か「子供2人」が最強だと感じる理由を説明する前に…
私自身が老後を子供に看てほしいと思っていないため、その論点は外します。

私は、子供には自由に生きてほしいと思っています。
自分の限られた人生を、自分の生きたいように生きて欲しいため、
「自分の老後を看させる」という重荷を背負わせたくないという考えからです。
子供には自由に生きてほしいですが、自分の力で自由に生きてほしいので、
金銭的な支援もしないというのが私の考えです。
社会に出たら、自分の考えと自分の稼ぎで生きていってほしいです。

私の「一人っ子」最強説

今回のブログでは、私が「一人っ子が最強」だと感じる理由についてお話します。

手間とお金をかけて育てることができる

習い事、進学、歯科矯正、留学、旅行…
親が子供のためにお金をかけてしてあげたいと思うことはたくさんあります。
1人にはできても、きょうだいがいれば「皆に同じようにしないと」と考えてしまうことが多いと思います。
そうなると、「子供〇人に同じことをしていたらお金がかかるし…」「もういいか…」
そう思い、お金を掛けてもらうこと、様々な経験をさせてもらう機会が減ります。

私自身、3人きょうだいの1番目…
「お金がないから」という理由を言われる度に
思春期には「お金がないのに何で3人も産んだの?」「誰もきょうだい産んで欲しいなんて言ってないのに」と思い、一人っ子がよかったな…と思ったことを思い出します。

しかしながら、そんな自分がお金がないくせに4人産んでいるので、本当に困ったものです…。

病気になっても、きょうだいの心配が必要ない

私のように医療ケアが必要で24時間付き添い入院が必要な子が産まれても、
子供が1人であればきょうだいの問題はなく、子供のケアに全力を注ぐことができます。

医療ケアを必要とした子でなくても、熱性けいれんや肺炎での入院など
元気に産まれても入院が必要になることは多いです。
そんなとき、「きょうだいどうしよう…」という心配は不要です。

子供に我慢をさせなくて良い

「我慢させることも大切なのでは?」と感じると思いますが、
きょうだいがいる場合の上の子は我慢しなければならない場面が多すぎるように思います。

「待って」「お姉ちゃん(お兄ちゃん)なんだから…」「後で」
この言葉を言われることが多すぎるのです。

私自身が3人きょうだいの1番目。
「お姉ちゃんなんだから」と言われることが多く、
「望んでお姉ちゃんになったわけではないのに」と思い、つらかった経験があります。
そのため、その言葉は言わずに娘を育ててきました。

しかし、我慢をさせないことは無理でした。
3つ下の弟が産まれ、娘に「遊ぼう」と言われても授乳をしていたり、オムツを変えていたり、
夜間熟睡できずに眠気がMAXで下の子と昼寝がしたいため「後で」と言ったり。
長女がちょうど3歳でトイトレの時期でもあり、睡眠不足からイライラしてしまい、
上手にトイレができない娘にキツく当たってしまうこともありました。

下のきょうだいが産まれると、上の子供は必要以上の我慢を強いられ、
自身の育児を振り返っても、上の子はとても不憫で可哀想なことをしてしまったと思うことが多いです。

子供が両親を独占できる

きょうだいがいない分、いつでも親の愛情を求めることができます。
きょうだいへの嫉妬もなく、自信を持って、のびのびと自由に育つことができます。

体力的・精神的・金銭的に余裕がある

子供を育てることは簡単なことではありません。
子供が2人3人となれば、体力的にも精神的にも金銭的にも2倍、3倍と圧し掛かります。
子供1人でも育てることが大変なのですが、
子供が2人以上と比べると、体力的・精神的・金銭的に余裕を持った生活ができます。

子育てが早く終わる

子供が1人であれば、2人以上いる方より育児期間は短くなります。
私は1人目が8歳のときに4人目を出産したため、育児期間も長く、
小学校だけで考えても、参観日や運動会、音楽会などで小学校に通う年数は14年にもなり、いまからめまいがします…。
それだけ育児期間が長いと、学校の役員の問題、地域の子供会の役員の問題も抱えることになります。

子供1人の子育てが終われば、自分の余生を旅行などで楽しんだり、仕事でキャリアを積んだり、
育児終了後の人生を楽しむことができます。

財産分与が平和

最近感じることは、
中年まで仲が良いきょうだいであっても、お金の話になると関係が悪化…
疎遠状態になっているきょうだが想像以上に多いように思います。

「金の切れ目は縁の切れ目」
その通りなのだと痛感します。

財産が多くても、財産が少なくても揉めることが多いようです。
それは「きょうだい皆平等に」が不可能だからだと思います。

きょうだいが皆「きょうだいそれぞれに両親からしてもらっているから」と思えたら
親の死後も揉めることはないと思います。

しかし、1人が「あなたは結婚資金を出してもらったのに!」などと言い出せば
「進学させてもらったのに」「生活支援してもらったのに」
「車購入を援助してもらったのに」「家購入を援助してもらったのに」
次から次へと妬みが出て、平穏な財産分与とはならないと思います。
親が亡くなった悲しみの中、財産で揉める子供たちはとても醜く見えます。

一人っ子であれば、揉め事なく穏やかに財産分与を終わらせることができると思います。

親が亡くなった後に子供1人になり寂しい思いをさせないか、と思う両親も多いかと思いますが、
それはきょうだいが仲が良ければ、の話です。
揉めて疎遠になってしまうくらいであれば、逆に一人っ子の方が良かったと思うかもしれません。

「一人っ子」は可哀想?

一人っ子は寂しい部分などがあるかもしれませんが、小学生になれば友人と遊ぶ機会が多くなり
「きょうだいがいない=寂しい」とも言えなくなると思います。

実際、小学生の我が子のお友達は携帯を持っている子が半数以上と多く、
いつでも連絡を取り合って公園や児童館で遊んでいます。

「1人っ子」はとても良い選択

少子化、少子化と言われますが、
この物価高の時代、出会いの機会もなく結婚自体も遅くなる昨今。
「子供は1人」と決めた人もいれば、「子供が欲しかったができなくて1人になった」という方もいると思います。
私は上記の理由から、一人っ子はとても良いと思っています。
育児は大変なことが多いですが、育児できる幸せを噛みしめながら一緒に楽しんでいきましょう。

「子供2人」最強説|子供4人産んで思う「一人っ子」か「子供2人」が最強
「子供は何人が良いのか」この問いに明確な答えはなく、それぞれの人生で決められるものです。しかし、私自身、子供4人出産し、子育て歴11年の今思うことは「一人っ子」か「子供2人」が最強だと言うことです!「子供2人が最強」と感じる理由を綴っています。
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