この記事は2023年3月、桜空が亡くなって10ヶ月の頃に残したものです。
桜空がいなくなり10ヶ月
桜空が旅立ち10ヶ月が経ちます。
今も現実を受け止めることなんて到底できず、毎日涙が出ます。
子供を亡くした方のブログや本などを読み、なんとか心を落ち着かせることで精一杯です。
唱えることをやめた 般若心経
10ヶ月を過ぎて今まで一生懸命、朝・夕と桜空の幸せを願って唱えていた般若心経をやめました。
きっかけは桜空の兄、長男の言葉でした。

深い仏教の信教はないのですが次男にできることだと思い続けていました。
しかし、長男に言われ気付きました。
何かにすがることは少しやめようと。
般若心経を唱えることで心が落ち着くなど、気持ちが楽になるのであれば良いと思うのですが、
私の場合は義務のような印象で唱えていたため、やめることにしました。
私の心情
「ママは桜空が産まれてきてくれて、ママのところに来てくれて幸せだよ」
写真の桜空に言えるようになりました。
きっと傍にいてくれている
そう思う反面、いない現実に悲しさを感じずにはいられません。
桜空がいたらもっと幸せだった今
何をするのも桜空がいたらもっと幸せだったと思ってしまうのです。
しかし、残酷ですが家族6人が生きて揃わない現実には変わりありません。
大切なのは命
次男との別れで「命ほど大切なものはない」そう感じました。
当たり前のことですが、今まで以上に「命」を重く受け止めることとなりました。
まだ2歳という幼い次男との別れ。
「まだ早い」「もっと一緒にいたかった」「ごめんなさい」
その気持ちが強かったからこそ、そう思うのです。
「今」に感謝して桜空が行きたかった今を生きなければ!
頭ではそうわかっていますが、気力の出ない日が多く感じます。
ママもいつか逝くよ
私の願いは「桜空が幸せでいてくれること」です。
もう桜空に「しんどい」「苦しい」ことは絶対にありませんように…
桜空がお空で笑顔で走り回ったり、いたずらしたり、周囲の方から愛情をたっぷりもらい過ごせていますように。
桜空も一生懸命生きて、一生懸命最期まで頑張りぬいてお空に逝きました。
だから母である私も一生懸命生きて、最期まで頑張って生きぬいて桜空のところに行かなければと思っています。
私もいずれ逝くのです。
そう思うと身体がスッと楽になり「今日もできるだけ前を向いて生きよう」と思えます。
