【固定金利or変動金利】お金持ちは変動、そうでなければ固定一択!金利選びの答え

変動金利 or 固定金利

このテーマは何年も前から専門家が討論されています。
私は夫が住宅ローンを組むことになり、そのときに変動金利・固定金利があることを知り、
金利について勉強しました。

変動金利か固定金利か。私の中でははっきりと答えがあります。

変動金利がおすすめの人

お金持ちは金利が上がれば、一括返済すれば良いだけの話であるため
住宅ローン控除のために住宅ローンを借りた方、
現金は置いておきたく住宅ローンを借りた方は、変動金利がおすすめです。

固定金利がおすすめの人

貯蓄が十分ない人は固定金利がおすすめです。

ということは、私の私見でいくと、ほとんどの方は固定金利がおすすめということになります。

固定金利がおすすめの理由

変動金利の安さは「今だけ」しか保証されていない

目の前の「今だけ」安い、今後どれくらいまで高くなるかわからないものに
十分な貯蓄がないにも関わらず飛びつくことはギャンブルのようなものだと思っています。

金利を気にする時間がもったいない

変動金利が上がり固定に切り替えたいと思ったときには、
すでに固定金利は大きく上がっているわけです。
良いタイミングで固定金利に切り替えることができれば良いですが
契約変更に伴って手数料も必要になります。
また、「良いタイミング」を見逃さないように
いつも住宅ローン金利を気にして検索する必要があります。

安心を金利で買う

固定にしていれば、決めた年数は決まった金利であることが約束されます。
固定金利は変動金利に比べると高いですが、昔はもっと金利が高かったということを考えれば
安心をお金で買ったと思い、決まった返済額で家計管理していこうと考えました。

125%ルールを誤解しない

総支払額は更に多くなることを理解してほしいです。
125%ルールは金利が高くなっても返済額が増えないようにするものであり、利子に対して抑制してもらえるルールではありません。
実際は返済額のうちの利息の割合は増え、元金があまり減らないという状態になっているだけです。

我が家は 地銀の10年固定金利「1.19%」

結果、我が家は貯蓄はないため固定金利にしました。

変動金利が今すぐに上がるとは思いませんでしたし、
変動金利の安さにはとても惹かれました。

しかし、金利上昇を気にすることが嫌だったこと、
金利が上昇した場合に一括返済はもちろんできず、
今後の金利上昇がどれ程のものか想像がつかないことを踏まえ、固定金利にしました。

地銀より「ネット銀行」がおすすめ!

夫が住宅ローンを組んだときはネット銀行ができ始めたときでした。
ネット銀行の信用性がわからなかったため地銀にしましたが
今はネット銀行にすればよかった…と後悔しています。

ネット銀行がおすすめの理由

・初期手数料が安いこと
・繰り上げ返済時の手数料は無料であるネット銀行もあること
・金利が地銀より安いこと
これらのことからネット銀行がおすすめです。

「損」という考えを捨てる

「でも損するじゃないか」と考える人は多いと思いますが、
「損は仕方ない」と考えるしかありません。

お金がないのにお金を借りてまで欲しいことへの代償が「利子」であり、
「損すること」「利子が高めにつくこと」は仕方ないこと、
当たり前のことと理解するようにしています。

「損」をしない選択をすることは難しい

最初に損しないようにと変動金利にしたとしても、
金利上昇時に固定金利に切り替えるタイミングが遅ければ
「最初から固定金利にしておけばよかった、損した…」となる可能性もあります。

利子で損したくない場合は、今は買わず、
一括で変えるようになったときに買うべきなのかもしれません。

しかし、今は物価高で建築費用が高くなっています。
今建てようと考える人は数年前に建てればよかった…と考えているかもしれません。
絶対に「損しない」選択をすることは、とても難しいことなのです。

このブログがこれから住宅を購入しようと考えている方の役に立てると嬉しいです。

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