長女の宿命
私は3人きょうだいの1番目、長女です。
1番目の長女だからこその宿命はたくさんありました。
「お姉ちゃんなんだから」
喧嘩したときは全部自分が悪くなることがほとんどです。
「お姉ちゃんなんだから譲ってあげなさい」
「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」
母が下のきょうだいをかばいます。
その上、下のきょうだいたちも母に告げ口をして言い付けるため、毎回怒られるのは自分でした。
悪くなくても怒られるため、家の中ではひねくれ者になり、隠れて弟や妹をつねったりして陰湿になってしまいました…。
今思い返せば、下のきょうだいに申し訳なかったと思います。
しかし、その頃の私は黙って我慢することはできませんでした。
新しいことの交渉
一番目は「始めたい」「変えてほしい」など、全ての交渉が大変でした。
スマホの交渉
「スマホを持ちたい」と伝えると「まだ早い、みんなって本当にみんなが持っているわけないでしょう」と言われ、スマホを持ったのは高校1年生のときでした。
高校1年生でスマホを持たせてもらえたことはよかったのですが、その後にスマホ代を巡って涙の交渉をすることになります。
お小遣いの交渉
スマホを手に入れることができた!と喜んだのもつかの間、スマホの費用は自分のお小遣いから出しなさいと言われました。
自分のお小遣いは5000円…
当時は格安スマホなどはなく、スマホの費用は5500円と高額でした…。
すでにスマホ代を払うだけでマイナスになるお小遣い…
母は冷蔵庫に毎月の私の借金額を記した紙を貼っていきます。
「…どうやって支払えと?!」
自分の家庭が裕福でもなかったため、母がどんどん私にお金を使うことができないことは理解していました。
しかし、借金額が増えている冷蔵庫に貼られた紙を見る度に悲しくなり、精神的にも限界でした。
ある夜に泣きながら母に訴えたことを今でも覚えています。
私の涙の訴えと交渉のおかげで弟、妹はスマホ代は別でお小遣い5000円を最初からもらっていました。
一番目の子供は大変です…。
「自分の経験」を我が子に生かす
世帯収入が高収入のわけではなく、子供も3人いるため、してあげられることにも限度はありますが、できるだけ平等に、そしてどの子にもしっかり愛を言葉で伝えるようにしています。
子供が委縮しないように、自分がされて嬉しかったことは私も子供にしたい、
私がされて嫌だった、つらかったと感じることはできるだけ子供の気持ちに寄り添って改善していきたいと思っています。
どんなことであっても、子供が母親である私に相談できる、相談しやすい関係性でありたいと思っています。
