【産まれてきてくれてありがとう】桜空の誕生|難病VATER症候群

入院翌日 37週4日 出産

入院した日は全く陣痛が始まりそうにありませんでした。
内診所見からも、そのような印象でした。
しかし、さすが3人目、入院翌日の夕方に陣痛が来て夜に産まれました。
分娩時間は3時間30分でした。

分娩経過はYouTubeに動画で載せています

分娩経過は動画がありますので気になる方はよかったら見て下さい。
分娩している動画ではありません。
分娩の経過を綴った動画です。

【3人目出産】桜空産まれてきてくれてありがとう!心音低下で入院から出産の経過
37週の健診のNSTで桜空の心音が低下…入院、出産したときのことを動画にしています。桜空の出産に携わって下さった皆様に心から感謝しています。2年2ヶ月、短い期間でしたが桜空が生きたとても大切な月日はこの日無事に出産できたからこそです。本当にありがとうございました!ブログ →

日に日に大きくなる桜空への感謝

桜空が私のお腹に来ることがなければ、私は平凡な人生を生きていました。
そんな平凡な人生でも、それが「当たり前」であるため、そんな平凡な人生に感謝を感じることの方が少なく、不平不満を持って生きていたように思います。

もちろん、桜空にたくさんの病気を持たせてしまったこと、桜空に2歳2ヶ月という早すぎる旅立ちをさせてしまったことに良かったことは何一つありません。

しかし、あの子が私のお腹に来ることがなければ、産まれてこなければ知らなかった世界はあまりに大きすぎました。
桜空が私のところに来てくれたことで、何が大切なのかを改めて考え直し、考えも生き方も大きく変わりました。

私は決して病気がある、障害がある子供を産むことを勧めているわけではありません。
命の尊さ、子供への愛はどちらの選択をしても関係なく、今も尚、これからもずっと抱き続ける感情だと感じます。

どんな子供が生まれても育てていける世の中にしたい

しかし、綺麗事だけを言うことはできません。
病気や障害のある子供は入院回数も多く、入院日数も長くなります。
通院も多く、投薬や医療ケアなど、育児だけでないプラスアルファの部分の両親への負担がとても大きいのです。

きょうだいがいる場合は、きょうだいの心のケア、入院に付き添う親に代わってきょうだいを育てる家族の負担が大きくなります。
家族だけで抱えていける問題ではありません。
健康に産まれた子供も、そうでなかった子供も、社会で育てていけるようにすることは今後の大きな課題であると考えます。

私が一番に困ったこと、子供が入院した際の「親の24時間付き添い」については
動画で訴えています。
まずは現実を知ってもらうことが一番大切であると感じています。
私が困ったことで今度困るご家族がいない社会にしたいという気持ちで発信しています。

どんな子供を授かっても命に感謝して、ご家族が笑顔で育てていける生きやすい世の中になりますことを望んでおります。

YouTube
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【VATER症候群】たくさんの病気を持って産まれた命|強い赤ちゃん
私の3人目の子ども、桜空は染色体異常を強く疑われていましたが生後すぐの精査で難病指定である「VATER症候群」であることが判明しました。VATER症候群は原因不明の難病です。VATER症候群について綴っています。
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