【子どもの入院】親の24時間付き添い強制5つの問題点|選択の自由を

24時間付き添い強制の現実

病院によるのですが、基本、子どもの入院に24時間の親の付き添いが強制である事実をご存じでしょうか。

私は医療従事者ですが、夜間まで強制で付き添いを求められることを知りませんでした。
医療ケア児の桜空(さく)を産み、退院後にその事実を知りました。

もちろん、病気の子どもの傍でずっと付き添い、頑張る我が子を支えたい、それが産んだ私の責務でもある…そう思っていましたが、我が子は入院が頻回で、また体調が急変するため急な入院、人工呼吸器装着・胃ろう・気管切開と医療ケアが必要な子どもでしたので”付き添い”というよりは”付き添い看護”と感じる部分が多く、睡眠不足、毎日のケアに疲労が蓄積し、心も病んでいくのが自分でもわかりました。

我が子は2年2ヵ月を頑張って生き抜き、私より先に旅立ってしまいました。
私は今医療ケアの子どもがいなくなってしまい、この24時間付き添い問題の当事者ではなくなりました。 しかし、私はこの問題を放置したままではいけないと思っています。

ただでさえ、将来、今に不安を抱きながらの医療ケアや病気を持った子どもの子育て。
今の社会は医療ケア児や病気の子どもを育てる上で、家族に強いていることが大きいと感じます。
私は元気な子が保育園・幼稚園に通い、先生が愛情持って育ててくれていることと同じで、 病気の子も病院で保育士さんや育児経験のある方に愛情持って育ててもらう時間があって良いのではと思うのです。 両親は外で少し気持ちを落ち着かせるそんな時間があっても良いと思うのです。
医療ケア児や病気の子どもを育てる人の身体と心が落ち着いていることが、育てられる医療ケア児や病気の子どもにとっても大切です。

YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有
タイトルとURLをコピーしました