「俺、死ぬんかも…」
夫は何か少しでも不調を感じると「俺、死ぬんかも…」「最近調子悪いんよ」と言います。
あまりに「死」という言葉を簡単に使うため、聞いても心配できなくなりました。
「絶対、病気やわ」
また、不調を感じたとき「絶対、病気やわ」とも言います。
子供たちの名前を呼んで「明日、お父さん入院せないかんかもしれんから」「パパ明日からおらんけんね」と勝手なことを言います。
最初は子供たちも心配していましたが、最近は「また言ってる…」という雰囲気で無視されています。
「加齢による老化」を病気と思い込む夫
夫は数か月前に「何か最近胃の調子が悪い、絶対に何かあるわ。ほんと変やもん。病院行ってくる」と言いました。
私は、きっと夫は病気ではなく加齢に伴う老化を感じていると思っていました。
しかし、病気の可能性がないとは言い切れず、異常を感じたときの受診、早期発見は大切です。
夫はすぐに有休をとって内科に行き、胃カメラ検査をしてもらうことになりました。
結果は異常なし。
ピロリ菌さえいませんでした。
認めたくない 「40代の老化」
私が「歳やからよ、老化」と言うと、
夫は「まだ40代やで、スポーツもしよるし、普通の40代とは違うと思うし、それはないわ」と言い、全く認めていませんでした。
認めざるを得ない 「40代の急激な老化」
しかし、44歳になる夫。
最近老化を認めるような発言をし始めました。
「俺はこんなことにはならんと思ってきたんやけどな…、毎週スポーツもしてるしいつまでも若々しくおるつもりやったのに」
理想通りにはいかず、「若々しくいたい」という気持ちはあっても身体は素直で気持ちに付いて来れません。
いくら運動をしていても加齢に伴う老化を止めることは難しいと思います。
ただ、スポーツをしていない私はというと30代後半から加齢に伴う老化を感じていますので、運動をすることで老化を遅らせることはできるのだと思います。
「俺、死ぬかも…」への 私の返事
夫が「俺、死ぬかも」と言ったときは、私は決まって同じことを言うようにしています。
「いいなー、死んだら桜空に逢えるかもしれんやん」
すると、夫も「ほうよ、俺は桜空くんのところに行くんよ、ねー桜空くん♪」
すると、子供たちも「いいなー、桜空くんに逢いたい」と言います。
いつもこの話は桜空の話で終わります。
桜空が亡くなったことは今でも本当に悲しいことですが、死後の世界には桜空がいるかもしれないと考えている私たち家族にとって「死」は恐れるものではないという印象になっています。
