実体験から感じる5つのメリット
私は高校卒業と同時に県外の看護学校に入学のため、親元を離れて寮生活をしました。
高校卒業と同時に実家を出て生活することは簡単なことではありません。
しかし、高校卒業と同時に実家を出ることのメリットはたくさんあります!
困難時に強くなる
いつも助けてくれる親は近くにいません。
いつでも甘えられる、いつでも助けてくれる状況ではなくなります。
コミュニケーション能力の向上
寮や社宅、一人暮らしになり、友人や職場の方など周囲の人との関りがこれまで以上に密になります。
常に1人の大人として行動すること、接すること、見られていることの大変さを学ぶと同時に、他者との関り方、信頼関係の築き方を自然に学ぶことができます。
頼り頼られることを学ぶ
何か問題に直面したとき、
「自分でなんとかする」か「誰かに助けてもらう」この2つの選択しかありません。
まずは自分で考える力、耐える力、共存していく力が自然と身に付きます。
相手が親ではないため、単に助けてもらうのではなく、助け助けられる相互関係を必然的に学ぶことになります。
一生の友ができる
その後、離れても連絡を取り合ったり、逢いに行ったり、互いを想い合う大切な存在になります。
お金では買えない大切なものを手に入れることができるのです。
自立する絶好のタイミング
高校卒業してすぐに実家を出るのは早いかもしれない…
そう感じる方が多いと思います。
しかし、高校卒業後に実家を出ることは決して早くはありません。
「子ども」だと思っているのは親だけで、高校を卒業した18歳の人間は立派な大人です。
何でも早い方がより柔軟に行動でき、学びも吸収できます。
若いときの行動力を発揮して新しい世界へ飛び出す絶好のタイミングです!
離れて改めて親に感謝
食料・日用品の買い物、食事の支度、食器の片付け、洗濯、住む場所、車の所有、スマホの所有…
全て親が環境を整え、金銭的に献身的に自分を育ててくれていたことを痛いほど実感します。
親の愛に触れ、嬉しい、寂しい感情を抱きながら、また一つ成長できます。
自分が親になることがあったときはその愛を子どもに与えたいという想いにもなります。
可愛い我が子だからこそ信じて見送る
家を出す、家を出るに早すぎることはありません。
人生のにそのタイミングがあるならばタイミングを見送ることなく、実家を出てみようと行動している子どもを見送ってあげて下さい。
何か問題があれば、いつでも実家に戻ってくることはできると思います。
実家を出ることで親への感謝、いつも支えてくれる周囲の人間への感謝、たくさんの感謝に出会うことができます。