乳腺エコーを受け始めた きっかけ
「乳腺エコーをしてもらおう」
そのきっかけを下さったのは、小林真央さんでした。
小林真央さんが乳がんであることを公表し、健診に行ってほしいと世間に呼びかけたことは
世間への大きな影響力であると今でも思います。
乳がん家系ではないけれど 健診に行こう!
小林真央さんが乳がんであることを公表されたのは2016年6月でした。
私は2回目の流産後で落ち込んでいた頃でした。
また、乳がん家系ではなかったため、
元々、乳がん健診に行こうという気持ちはありましたが
「お金もかかるし、子供を連れていくのは大変」と思い、
また来年に…と後回しにしていました。
しかし、小林真央さんの公表によって
「まずは母である私が元気でいなくては!」と乳癌健診に行く背中を押されました。
乳腺エコーで判明した「線維腺腫」
私は2016年からは医師に勧められた通り、2年に1回の乳腺エコーに通っていました。
ある年の乳腺エコーで、技師さんの片胸を診ている手が止まり、一か所をじっくり診始めました。
大きさも測っています。
話しかけない方が良いことはわかっていましたが、怖くて話掛けてしまいました。
「悪いものですか?」と聞くと「大丈夫!後で先生からお話がありますからね。びっくりしますよね」と技師さんが話してくれました。
ほっとしました…。
医師から説明があり、エコーで大きさを測っていたものは「線維腺腫」でした。
線維腺腫の大きさは「5mm」
大きさが小さく、しこりを触れて感じることもありませんでした。
悪性は上に大きく、良性は横に大きい
悪性は上に大きくなり、良性は横に大きくなることが多いそうです。
そのため、乳腺エコー中、エコー技師さんが横の大きさだけでなく、
高さもしっかり診てくれていました。
線維腺腫が癌になることはある?
基本的に線維腺腫は悪性化することはありません。
ただ、癌の中には線維腺腫と似た「葉状腫瘍」というものがあるようで、
癌を線維腺腫と誤診してしまうことが稀にあるそうです。
定期健診が大切
本当に線維腺腫であるかどうかは今後も乳腺エコーを定期的に受けることで経過観察していくことが大切です。
本当に線維腺腫であるか心配な場合は、違う病院で再検査してもらうことをお勧めします。