指摘された 「僧帽弁狭窄」
我が子は妊娠30週の小児科医による胎児エコー精査にて
「僧帽弁狭窄の疑い」があることを指摘されました。
胎児の僧帽弁狭窄症
弁の形成過程がうまく行かず、僧帽弁が十分に開かない状態に陥る先天性心疾患です。
重症の場合
胎児期の左心房や肺に負担がかかり、胎児心不全や左心低形成症候群に進行する可能性もあるため、慎重な管理が必要です。
妊娠33週のときの 僧帽弁の大きさ
初めて僧帽弁縮窄を指摘されたときの弁の大きさは不明ですが、
県立中央病院から新生児の心臓手術が可能な大学病院に転院し、
妊娠33週2日のときに胎児エコー精査をしてもらった結果、
右の三尖弁は11mmに対して僧帽弁は6.5mmしかないことがわかりました。
妊婦健診と小児科医による胎児エコーを同日にすることができないと言われ、
小児科医による胎児エコー精査のみであったため、その日の推定体重は不明ですが、
我が子の推定体重は妊娠32週1日時点で1480g、
ぎりぎり-2.0SDですが、-2.5SDに近い推定体重であり胎児発育不全と言われる状態です。
我が子の心臓は、正常の胎児心臓とは違い「右に寄っている」ことや
心嚢液貯留も指摘されていたため、心臓が圧迫されている状態であったことも
僧帽弁狭窄の要因であったかもしれません。
出生まで経過観察
県立中央病院から新生児の心臓手術が可能な大学病院に転院し、
妊娠33週2日のときに大学病院の小児科医による胎児エコー精査でも
「僧帽弁の狭窄がある」と指摘されました。
赤ちゃんの循環は、お母さんのお腹にいる胎児期と出生後では違います。
定期的に胎児エコー精査することで経過を診ていくことになりました。
出生後の早期治療に繋がるよう、専門医によるフォローアップがあることはとても心強かったです。
出生後の経過
妊娠中、我が子に僧帽弁狭窄症があることを指摘されましたが、
出生後の心エコー検査で問題ないことが分かりました。
そして、出生後に我が子の心臓の異常として指摘された病名は
動脈管開存症(PDA)と大動脈二尖弁でした。

