人生とは?
30代でも考えてしまいます。
人生って何だろう…
答えははっきりとでません。
35歳で我が子が旅立ちました。
そんな経験をするとは思ってもいませんでした。
しかし、未来は自分の思い通りにいかない、予想できないことがある…
それが人生なのだろうと思うのです。
つらくても、どうでも良くなっても、生きたくなくても
今日を生きたかった人がいる…
そう思うと「生」と向き合って死ぬまで生きなければいけない
それが人生。
きっとこれからも思い通りにはいかない、予想できないことが起こるのでしょう…
だからこそ思うのです。
たくさんの人と関わってたくさん笑って
最後はこの世に思い残すことなし…
そう思って笑顔で死んでいきたい
明日死ぬかもしれない、明日余命宣告されるかもしれない
だからこそ考えたい、考えなければならない最期のこと
私なりに自分が60歳まで生きられたとして、しておかなければと考えていることをまとめました。
老後・退職後にするべき5つのこと
家族でしっかり話し合う
お金のこと(貯金・年金・投資、他財産のこと)、保険のこと、家のこと、老後の介護のこと、施設入所のこと、ペットのこと…
"そんなこと話したくない、お金の話をしたくない"そう思う方もいると思います。
しかし、話し合っていなければ困るのは子どもです。
まだ話したくない、もう少ししてからで良い…
そう思っているとタイミングを逃します。
話ができない状態、認知症などになってからでは遅いのです。
自分が残したものが全て相続できなくても良い、あるいは自分が残したものは寄付する場合はお金や家のことについて話し合う必要はないかと思います。
しかし、その意志を子どもや身内に伝えておくと明確で良いと思います。
通帳・印鑑をまとめる
できれば通帳・印鑑は一つにまとめておきましょう。
株・投資などあれば現金化
投資をしている方は手続きなど面倒なことを終わらせ現金化しておくと子どもが困らないと思います。
遺言書
子どもが複数人いる場合や土地など現金以外の財産がある場合は相続で身内が揉めることを回避するためにしっかりと話し合った上で遺言書を残すと良いと思います。
また、相続人以外に相続をしたい場合も遺言書をの残す必要があります。
自分の老後の準備
これから自分が若くなることはあり得ません。
1年、また1年とありがたいことに年を重ねてゆくと考えると、今後のことについても考えていく必要があります。
施設入所の希望があれば施設の見学、入所の手続きなど、自分が今できることがあれば自身のためにもしておくと良いと思います。
自身の今後の意志表示
延命処置はどの延命処置まで希望するのか、全てを希望するのか。
人工呼吸器、気管切開、胃ろうなど、何を希望し、何を希望しないのか…
もし、意志を伝えていなければ、子どもが選択しなければならなくなります。
親の命に係わる選択権の重みを子どもに背負わせてしまうことになります。
子どもに負担をかけることがないよう、自分の今後のことは責任を持って自分で自己決定し、子どもに伝えましょう。
臓器提供に関しても、全ての臓器に提供の意志を示すのか、限定した臓器の提供を希望するのか子どもに伝える必要があります。
保険書類をまとめる
医療・生命・個人年金など保険書類・印鑑をまとめておきましょう。
自分の世話をしてくれる子どもに伝えましょう。
解約が必要なものの書類をまとめる
考えたくはないと思いますが、死後のことも子どもに面倒を掛けないために考えていきましょう。
スマホ・自動車・自動車保険・自動車税・ケーブルテレビ・NHK受信料・水道・電気・ガスなど、解約が必要なものは書き出し、連絡先も明記しておくと良いと思います。
手続きが遅れ、お金を無駄にすることがないようにしましょう。
価値観を大切に
「人が〇〇しているから…」
「○○した方がよさそうだから…」
他人の意見に流されず、自分の価値観を大切にして下さい。
自分がどのような人生を生きたいか、「自分の最期」をゆっくり考えることで人生に向き合ってみましょう。