実家暮らしのメリットとデメリット|実家暮らしで上手に貯蓄し自立を

子どもが社会人になったら

私は生きている子どもが3人います。
子どもたちには18歳の高校卒業までに、たくさんの時間を共にし、教え、私も子どもから学び、
子どもが心身ともに自立できる状態にすることが私の絶対目標です。
私たち親が生きていても、高校、大学や専門学校を卒業し、社会人になった後は経済的支援は一切するつもりはありません。

実家暮らしの経験

実際に私は実家暮らしの経験があります。
私自身は社会人となり3年ほど実家に住んでいました。
月に3万円を家に入れるという私の実家でのルールがありました。
実家暮らしでもお金を入れなくて良いという家庭もあれば、もっとお金を入れなくてはいけないという家庭、様々かと思います。
私は3万円を実家に入れていたのですが、正直「安い!」と思って住まわせてもらっていました。
家賃・光熱費や水道代、食費、雑費、これらが3万で済むわけですから高いと思ったことは一度もありませんでした。
しかし、実家暮らしにはメリットもデメリットも存在します。

実家暮らしのメリット

以下の4つのメリットが期待できます。

金銭的に余裕ができる

孤独でない

頼れる安心感がある

栄養面が偏らない

実家暮らしのデメリット

私が実家暮らしをしていたときに感じたデメリットは以下の4つです。

家族に気を遣う

私は夜勤をしていたため、夜中に帰宅すると家族を起こしてしまうため家族に気を遣い病院の仮眠室で寝たり、仮眠室が空いていないときは駐車場の車の中で帰ることもありました。

家族から干渉される、自分も家族を干渉する

一緒に住んでいるため自分の行動に対して「それは…」「こうした方が…」と親に小言を言われ干渉されることがあります。
反対に自分が家族に「それは…」「こうした方が…」と干渉してしまうこともあります。
目に入るため、どうしても干渉してしまうデメリットがあります。

プライバシーがない

家族と一緒に住んでいるわけですし、住まわせてもらっている以上、部屋に家族が入っても文句は言えませんがプライバシーは保ちにくいと言えます。

このように実家に住むことのデメリットもあり、結果、自由を求めて家を出て一人暮らしする人も多いと思います。
実家暮らしは住まわせてもらっている立場ですから文句は言えません
それが嫌ならば出ていき、一人暮らしをする他ありません。

家計管理ができない

実家暮らしの人は何にいくらのお金がかかっているか知らないことが多いと思います。
実際に私がそうでした。
実家を出て、家を持つとこんなにもお金が必要なのだと痛感しました…。
ローン返済額、家と土地の固定資産税、家の修繕費、町内会費など、持ち家を維持するためにかかる費用も把握しておきましょう。

実家暮らしの盲点

実家暮らしにはメリット・デメリット以外に盲点が存在すると思っています。
それが以下の2つです。

居心地が良い実家は子どもを自立から遠ざける

逆に親が子どもに気を遣っていたり、家賃以外の生活の金銭的援助(車の維持費やスマホ代、保険代の支払いなど)をしている場合、子どもは実家が居心地良く、親の援助がなくては生活できない状態となり、永遠に自立することはないでしょう。
何でも親がしてしまうと、ゴミ出しの日程もわからない、町内会の活動も知らない、生活していく上で何にどれくらいのお金がかかっているかもわからない…
間違えた親の優しさで子どもをダメにしてしまう可能性があります。

援助した分だけ子どもを困らせることに繋がる

私は実家に3万を入れていましたが、実際に実家を出て生活となるとお金はもっと必要です。
今まで3万円だった出費ではとても足りず、最初は慣れるまで時間がかかりました。
今まで全くお金を入れていなかった場合、子どもはとても苦労するでしょう。
今までの援助が大きければ大きかった分だけ、子どもが苦労することに繋がってしまいます。
子どものためにも永遠にできない援助は早めにやめた方がいいでしょう。
援助は最小限に、子どもには自分で稼いでくる身の丈に合った生活をさせましょう。

人生設計を立てて賢く上手に実家暮らし

自分で生活できるお金を稼ぎながらも、あえて実家暮らしを選択し、浮かせられるお金をしっかりと貯蓄することは確実に賢い選択です。
それにプラスして、実家暮らしでも家族とほど良い距離感を保ち、持ち家に掛かる維持費を把握しておけば実家暮らしでも自立していると言えると思います。
賢い選択で、上手に貯蓄し自立していきましょう。

ちょっとした贅沢を上手に使って|幸福感|人生の幸福度を高める方法
皆さんの「ちょっとした贅沢」は何ですか?私はセブンのカフェラテを飲むことです♪「ちょっとした贅沢」を日常の中に上手に取り入れて、日常をより効率化し、人間関係をより円滑にし、小さな幸せをたくさん感じながら、より豊かな毎日を過ごしましょう。
タイトルとURLをコピーしました