「ママ、5人目の赤ちゃんは?」
桜空が亡くなり2年が過ぎた頃、
小学4年生の娘は私に
「ねぇママ、ママが5人目の赤ちゃんを産むことはもうないの?」
と言いました。
突然何を言い始めたのかな…
…そういえば!
「お友達の1人がきょうだいが産まれた!」
と数か月前に話していたことを思い出しました。
「赤ちゃんが可愛い、赤ちゃん抱っこしたい」
そう思って言っているのだろうと思いました。
桜空くんに逢いたい
「絶対にないよ、どうしたの?」
私が娘に笑いながら話すと
「桜空くんがまた産まれてくるかもしれんやん!産んでよ!」
と言ったのです。
娘の想いを知り、とても切なく、泣きそうでした。
桜空が生きていた2年前までの2年2ヶ月…
娘は忘れてきているかな?
そう思っていました。
子供たちは小さかったため、忘れるくらいが幸せなのだと感じていたため、
桜空に逢うために5人目を産まないのかと聞いてきた娘の想いに私は申し訳なさを感じました。
元気に産んでいたら、みんな幸せだったのに。
娘の人生まで虚しいものにしてしまったように感じ、心の奥にしまい込んでいた悲しみの感情がこみ上げてきました。
「生まれ変わり」はある?
「お空に帰ったんだからさ、また産まれてくるかもしれないよ?」
娘に「桜空くんはどこに行ったの?」と聞かれ、
「お空にいると思う、雲の上、きっと近くで見ていてくれてるよ」と答えていました。
「う~ん、だけどママのお腹に赤ちゃんはこないよ。全く同じ顔で同じ性格の桜空くんが産まれてくることはないと思うから」
そう答えると、娘は
「ママがいらないって言っても、赤ちゃんが勝手にお腹に来るかもしれないよ?」
「………」
私は1人で爆笑してしまいました…
子供のピュアな心に感動すると同時に、赤ちゃんは女性が意図せずともお腹にやってくると思っている小4の娘が愛おしく思いました。
私のお腹の脂肪をなでる娘…w
4人出産し、鍛えもせず、お腹はいつも妊娠6ヶ月以上の私…
娘が真剣な目でこちらに寄ってきて
「え…?え…?!うそ!赤ちゃん??!」
とニヤニヤしながら言うのです。
初めは「おる訳ないやろ!」と言っていましたが、娘が何度も聞いてくるため
最近私は調子に乗って
「性別はどっちがいいの~?」
と聞いてみます…笑
「女の子が良い!絶対に女の子!!」という娘…
‟女の子の時点で、もはや桜空ではないじゃない!” とツッコミを入れたくなりました。笑
4人きょうだいの1番目のお姉ちゃん。
ありがとう、いなくなって2年経った今も桜空を想ってくれて。
きょうだい想いの優しいお姉ちゃん、元気に育って幸せな人生を送ってね。ママの願いはそれだけです。