子どもはたくさんのことを親から学ぶ
子どもは親からたくさんのことを学んでいます。
その親からの学びは親から子に言葉で伝えられて学ぶことはわずかです。
ほとんどが親を見て、子どもが自然と学んでいます。
見せるべき親の言動
私が思う、子どもに見せるべき親の言動は以下の10のことです。
失敗した姿
親が子に見せる姿は立派な姿だけでは絶対にいけないと思っています。
失敗してももう一度チャレンジする姿、挫折しても這い上がる姿、惨めで情けない姿も人間なら誰しもある姿で恥ずかしいことではないと親が見せて教えましょう。
親も人間で失敗することも間違うこともある、大切なのは失敗してもすぐに諦めず努力すること、間違っていたらすぐに過ちを認めて謝罪ができる姿、言い訳しない姿、それを親が身を持って教えることが大切です。
プラス思考で前向きな姿
考え方ひとつで未来を変えることは可能だと思っています。
マイナス思考よりもプラス思考で、できる限り笑顔で明るく生活することは周囲の人を幸せにすることができ幸せの輪が広がり、結果自分にも幸せが返ってくると思います。
相手に想いを伝える姿
綺麗な言葉でなくても良いので、相手に「ありがとう」「助かりました」想いを伝えることの大切さや素晴らしさを伝えましょう。
一生懸命働く姿
お給料の額は問題ありません。
私は世帯収入が平均かそれ以下かもしれませんが、お給料の額で引け目を感じません。
一生懸命あなたを大切に育てている、一生懸命仕事をして家族の幸せのためにお金を稼いでいる、この行動が大切で、子どもに見せて伝える必要があります。
お金は降ってくるわけではありません
日常は当たり前ではなく、お金を稼いでいる両親のおかげです。
働くことは家族を守るために家族の幸せのために必要だと行動で教えましょう。
自分の環境で幸せに生きる姿
「隣の芝生は青く見える」
他所が良く見えることなんて日常茶飯事なのです。
他所をうらやましがったり、自分を卑下していると、より不幸になってしまいます。
自分で自分を不幸せにしています。
自分の環境で幸せに生きる術を親が教えましょう。
こんなにも自分は恵まれている、こんなにも自分は幸せだ…
自分の中で小さな幸せも大きな幸せにできれば、人生はもっと楽しいはずです。
物を大切にする姿
多くの物を得ることで得られる幸せは長く続かないことが多いです。
物で幸せになる習慣を付けると、物を得られなかったときの悲しみが大きいかもしれません。
物は人生を豊かにするものであって、物を得られるから幸せなのではないと教えましょう。
きれいな言葉遣い
家族への言葉遣いも気を付けましょう。
子どもは親と同じ言葉遣いをします。
子どもの言葉遣いが悪いと感じたときには子どもの振り見て我が振り直しましょう。
楽しく生きること
つらいことや悲しいことがあっても、しっかりと向き合って楽しく感謝して生きる姿を見せることで人生を教えましょう。
人間関係
親の人間関係も子どもはしっかりと見ています。
綺麗事を言っても子ども騙しは通用しません。子どもには本当の人間関係が見えています。
人間はみんな同じ感情で生きていません。
十人十色です、考え方は皆違ってそれで良いんだと教えましょう。
「合わないな…」そんな人間関係もあって当然です。
突然関係を断つのではなく、無理に付き合うのでもなく、相手を傷つけずに自然と上手に距離を置く、その方法も伝えましょう。
一貫性のある言動
自分の気分で言うことが違ったり、自分は良くて他人はいけないでは一貫性がなく、子どもが人間不信になってしまいます。
一貫した考え、態度で信頼される親、人間になりましょう。
完璧な人間はいない
完璧な人間などいません。
完璧な親などいません。
大切なのは自分の人生は自分で円滑にすることです。
周りに求めるのではなく、自分が変わって生きていく姿を子どもに見せましょう。