【小学5年女子の友達関係】いろんな子がいるよ|肯定しない・否定しない

絶対にある 女の子の友人問題

幼稚園、小学生、中学生、高校生と、どの年齢になっても特に女の子の友人問題に頭を悩ます子供は多いと思います。
私自身もたくさん悩んできました。

小学5年の娘との会話

「友達が〇〇ちゃんの悪口を言っていた。いつも悪口ばかり。聞きたくないんよね…」
娘が私に話してくれました。

小学5年の娘は、もうすでに友人関係に少し悩み始めていました。

小学生の「友達の悪口」

私は悪口に対して、否定もしないし、肯定もしなくて良いと思うのです。
なぜなら、その友達は聞いてほしい話を「悪口」として話しています。
「このようあことがあって、こう感じて、こう言われたことやされたことが嫌だった」
そんな話を聞けば、
「そんなことがあったんだ、そうだったんだね」
この反応で、傾聴するだけで十分だと思います。

「それ、最悪やん!」と同調し肯定すると、同じように悪口を言った人間になってしまいます。
「そんなこと言ったらダメだと思うよ」と否定をすると、「わかってくれないなら友達やめる!」と言われたりします。

「そんなことがあった」という話を聞き、受け止めるだけで良いと思っています。

「いろんな人がいる」と受け入れる

小学生の今から、人間関係をしっかり学んでおくと良いと思っています。

「十人十色であること」
「いろんな人がいるということ」
まずはこのことを知ることが大事です。

どう思うことも自由であり、みんな違っていて良いのだと受け入れることです。

「合う」「合わない」はある

しかし、みんな考え方が違うのですから「みんな仲良く」も難しいことであることも知ることが大事です。

純粋な子供は「みんな仲良くが良い!」と思うと思いますが、
学校生活でいろんなお友達と関わる中で、「深く仲良くなるか」「挨拶をする程度の浅い関係のお友達か」という分類に自然に分かれることは悪いことではなく当然なのだと学ぶと思います。

「この人といると楽!」
「この人といると気を遣う…何か落ち着かない」
人間関係で「気が合う」「合わない」が出てくるのは自然なことです。

いじめは別問題!

いじめは別問題です。
集団で傷つけるようなことをされた場合、心を傷つけるようなことをされた場合は友人関係の問題ではなく「いじめ」として考えていくべきです。

私自身のいじめの経験については こちらのブログをご覧ください。

【死ね】机に書かれた文字|中学時代に経験したいじめ|助産師4児母
私が受けた中学時代のつらかったいじめの実体験の内容、その後の私の行動、いじめの経過を記しています。私の経験を残すことで、同じような立場にある方の心の支えになれればと思っています。

幸せに生きるために 友人関係は自分で調整する

子供のうちから「いろんな人がいる」ということを知ることは大切です。
また、自分に嫌なことを言う人や合わない人と距離を置くことは、
自分を一番大事にし、自分らしく生きていく上で大切な自己防衛であると知ってほしいと思っています。

友達の考えや行動を変えることはできませんが、自分の受け取り方や考え方を変えて、より楽しく幸せに生きていくことはできるということを子供たちに伝えていきたいと思っています。

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