年金だけでは生活できない老後
時代は変わり、今は年金だけでは生活していけない…
30代の私が70歳を過ぎた頃には年金も当てにできない時代がやってくるのでは…
不景気で給料も上がらず、退職金もない、もしくはあったとしても微々たるものであったり…
良い話は全くなく、不安はどんどん大きくなるような話ばかり。
しかし、私は「働けばいいか!」
そう思うのです。
働けることの有難さ
私は子どもを妊娠するまで正社員としてフルタイムで仕事をしていましたが、
その時に働けることの有難さを感じたことは一度もありませんでした。
むしろ、「働いてあげている」といった上からの考えであったように思います。
しかし、次男を出産し考え方が変わりました。
次男はたくさんの病気を持って産まれ、たくさんの医療機器を必要とする医療的ケア児でした。
医療的ケア児の母になり、「働きたくても働くことができない」という気持ちがわかったのです。
自分が働ける状態であるにも関わらず、環境によって働けないのです。
「働きに出て社会と繋がりを持ち、対価とてお給料を頂ける」こんなに有難いことはないと思いました。
老後も働くことは惨めなこと?
私は次男を出産するまで「働くのは今だけ、老後は年金をもらってゆっくりのんびり過ごしたい」と思っていましたが大きな間違いでした。
老後に働くことは惨めなことでは全くなく、たくさんのメリットがありました。
働く = 最高のリハビリ
老後働くことのメリットは
1.金銭面で生活費の足しにできたり、貯蓄ができる
2.金銭面が安定することで心が安定する
3.社会と繋がっている安心感が得られる
4.生活にメリハリができる、生活に変化がある
5.幅広い年齢層の人間関係ができることで脳に良い刺激がある
6.仕事を効率的にすることを考えることで脳を働かせることができる
7.必要とされる、感謝されることで満足感・幸福感を得られる
8.これらのことから健康寿命が延びることが予想される
それに対してデメリットはゼロです。
そのため、金銭的に余裕があっても働くことを「最高のリハビリ」と考え、
「仕事」というよりは「老後の趣味」「老後の暇つぶし」として働いていきたいと思っています。
豊かな老後にするために必要なたくさんのことが「働くこと」に集約されています。
豊かな老後のために
働くことは「大変なこと、惨めなこと」では全くなく、有難いことです。
老後まで働きたくないな…ではなく、老後は楽しく多くない時間で働き、人生をより豊かに生きることが私の理想です。
近くのスーパー、コンビニ、幼稚園補佐、学童補佐…なんでも良いと思います。
自分がより興味のある、やってみたい仕事をすることで楽しく趣味のように仕事してリハビリしていきましょう。
働くことで自分の人生の輪や経験を死ぬまで広げて豊かな人生にしていきましょう。